夏を感じるCMソング特集

2012年、星野源の注目度が上昇する中でリリースされた3枚目のシングル曲。蒼井優が出演する資生堂「アネッサ」のCMのために書き下ろされた極上のポップチューンだ。“夢と現実”をテーマにして書かれた歌詞は、次第に光が射し込むような奥深いリリックが印象的。リズミカルなバンドサウンドを引き立たせるストリングスアレンジも華やかで耳を引く。どんな人も無条件に楽しい気持ちにさせる1曲。

資生堂「アネッサ」のCMで大量オンエアされた、風の中を駆け抜けるようなスピード感が心地よいナンバー。“なんでもほしがるわがまま女子とそれに翻弄される男子”を描いた、どこか身近な出来事にも感じられる遊び心のある歌詞が特徴だ。ノリのいい4つ打ちを軸に、太陽を目いっぱい乱反射させたような夏らしいギターリフ、にぎやかな楽器の音色がとてつもなくまぶしい。

2005年に発表されたシングル曲で、当時の「カルピスウォーター」CMソングに起用された楽曲。作詞作曲を手がける山口隆（Vo,G）が放つ全身全霊の日本語ロックが胸の奥にズンズン響いてくる。フェスでオーディエンスがこぶしを上げて1つになる画が浮かぶ熱狂のナンバーだが、落ち込んだときや元気が出ないときにイヤフォンで聴くのもオススメ。彼ららしい唯一無二の言葉たちがきっと魂を奮い立たせてくれる。

川島海荷が甘酸っぱい青春のワンシーンを演じた「カルピスウォーター」CMソング。軽快なバンドサウンドにピュアな恋心をたっぷり詰め込んだ仕上がりで、聴いているだけで詞の情景が色鮮やかに浮かぶ。当時19歳とは思えない艶っぽさと、ときにドンと根を張ったような力強いボーカルも圧巻。恋愛中の学生はもちろん、何か目標に向かってがんばっている人も自然と力が湧いてくるはず。

本人たちもバンドの演奏シーンに出演した「カルピスウォーター」CMソング。疾走感のあるNICO流ラブソングで、心地よいビートと恋に落ちる瞬間を描いた青い歌詞が胸をつかんで離さない。女性なら誰もが「こんなふうに愛されたい」と憧れてしまうかも……。広々とした青空とシンクロするようなダイナミック＆ドラマティックなメロディは、ドライブのBGMにも相性◎。

「カルピスウォーター」のCMソングとして書き下ろされた、キラキラ感あふれるミディアムチューン。好きな人への止められない思いや、うまく伝えられないもどかしさが、水野良樹（G）のペンによる繊細な歌詞で表現されている。吉岡聖恵（Vo）のさわやかで清涼感たっぷりの歌も目を閉じて浸りたい仕上がり。すでに青春期を過ぎている人も、過去のいろんな夏を思い出しながら聴きたくなることだろう。

2018年の「コカ・コーラ」年間イメージソングで、CMをきっかけに話題沸騰。「第69回NHK紅白歌合戦」では約200人の学生たちと歌唱し、リトグリの新たな代表曲となった。聴きどころは、洗練されたクールなメロディに乗せられた、どんな人の心にも刺さる前向きな歌詞。ステージでは5人の持ち味であるパワフルな生歌と元気いっぱいに楽しむ姿も見逃せない。